義父が亡くなったと病院から電話をもらっても、私たち家族は遠方に住んでいるため
すぐに病院へ行くことは出来ません。
コロナ禍で不幸中の幸いと言えるのは義母と義父は同じ病院に入院中だったことです。
なので、義母は義父を看取ることができました。
本来喪主となるのは義母だと思いますが、
入院中なので夫が喪主となり関係各所に連絡を取らなければならなくなりました。
一番厄介なのは義母と連絡がとれず話ができない事。義母は携帯電話を持っていないのです。
葬儀の時に退院(一時的でも)できるのかもわからず、
病院の看護師さん、ケアマネジャーさんからの伝言のみで色々な事を決定しなくてはならない。

夫の話しでは夫の兄弟はこういう大事な時には役に立たないらしい。

冠婚葬祭は地方によって随分と仕来りが違いますね。
東京出身の私にはわからないことが多いので、義理の父と母が住む地域の仕来りや慣習など、
近所に住んでいる親戚に教えてもらえたので本当に助かりました。

病院で紹介された葬儀屋さんも、
私たちの事情を理解して下さり、随分と親切に対応していただきました。
コロナという事もあり、通夜、葬儀は身内だけ。直葬に近いものだったと思います。
病院には霊安室が無かったので、義父のご遺体は私たちが現地に到着するまで葬儀屋さんで預かってもらいました。
そして、私たちが実家に到着して、葬儀屋さんに義父を引き取りに行き、霊柩車に乗って義父は1年半ぶりに家に帰ることができました。


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Marjon BestemanによるPixabayからの画像 

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