義母の体調がだんだん良くなってきて、一段落ついたころに退院できることになりました。
だた、相変わらず義母の顔を見ることは出来ないので、
電話で色々とこれまでの事を報告を兼ねて話しました。
私が一番気になっていたお寺さんへの報告と相談を、すぐにしてくれたのでホッとしました。
やはり、よく知っている義母がお寺さんとお話ししてもらうのが一番です。
通夜も葬儀もなかったし、義母の意向でお寺さんには
義父が亡くなったことを知らせていなかったんです。
でも、長いお付き合いのお寺さんなので大丈夫だったようです。
初七日もしないという義母の意向だったので、
四十九日にはちゃんとお寺さんにお経をあげてもらうことになりました。

四十九日の準備も義母一人ではないもできないので、
夫が手配することになりましたが、やはり地方の慣習などわからないことばかりなので
近所の親戚を頼って随分と助けてもらいました。
四十九日の何日か前に実家へ行き、
久しぶりに義母の顔を見ることができましたが、かなり痩せていてビックリしました。
こんなに小さくなってしまった義母ですが、かなり元気になったみたいです。
やはり、食べられるようになったのが良かったんだと思います。

四十九日の法要も家族と近所に住んでいる親戚だけの小さな集まりなので、
たいした準備は無いだろうと思っていましたが、
会食ができないのでかわりのお弁当の手配、
引き出物の手配
お寺さんへのお礼の準備
会場となる自宅の準備・・・お座布団やイス、御霊供膳、お花、お線香など。

気が付いたら忙しくて悲しんでいる暇はありませんでした。
でも、嫁の立場では忙しく働いている方が気は楽です。
義父の葬儀に関しては義母が納得してくれるのが一番なので、
ご近所の親戚や家族とも折り合いをつけ義母を満足させた夫の手腕はお見事でした。

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Phuong LuuによるPixabayからの画像 
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